授粉や植物ホルモン処理なしでも実の着く
農研機構 野菜茶業研究所育成
あのみのりナス
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特性
花粉を授粉しなくても、果実が肥大する単為結果性をもっています。
着果促進処理が不要であること、側枝の伸長が緩やかで、 整枝が容易な事から省力栽培が可能です。
果実は長卵形で、果皮の光沢に優れ、外観は良好です。
関東以北の半促成栽培、露地栽培地域で好結果が得られており、 暖地の促成栽培でも利用可能です。
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詳細については、下記のリンク先からもご覧頂けます。
「農業新技術2008 解説編 p.24-26」
http://www.s.affrc.go.jp/docs/new_technology/pdf/2008explain.pdf
単為結果について
単為結果性とは、授粉・受精しなくても結実・肥大する性質です。
果実が肥大するためには果実内で植物ホルモン(オーキシン等)を生産することが必要であり、 単為結果性には内生のオーキシンが関与していると考えられています。
着果促進処理は、外部からオーキシンを与えることによって強制的に果実を肥大させる技術です。
なお、キュウリの実用品種はすべて単為結果性です。
通常のナス品種は着果に授粉作業が必要であり、 特に花粉が出にくい低温期のナス栽培では、 植物ホルモンによる着果促進処理が行われています。
この作業には多大な労力がかかり、 総労働時間の約3割にも及んでいます。 また、訪花昆虫を利用する場合は、 正常花粉形成に必要な夜温を確保するための暖房経費が必要であるとともに、 広く使われるセイヨウオオマルハナバチは外来生物法による規制対象であるため、 防虫ネット展張等さらなるコストが必要です。
このため、高齢化や市場価格低迷により脆弱化が進んでいる生産現場からは、 省力・低コスト技術の開発が強く求められています。
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