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さつき女王

平坦地5月中旬出荷が可能な秋まき中早生寒玉系

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特性

・10~11月蒔きで5~6月収穫ができる秋蒔き中早生タイプ。さつき王に比べて1~2週間出荷は遅れるが、在圃性が長く裂球が遅いので収量性は抜群。
・玉の形状は偏円球の寒玉タイプで、さつき王に比べてさらに扁平となる。球色はツヤのある緑色で、市場出荷はもちろん、加工業者様向けの契約栽培に最適です。
・外葉はややシワがあり、立性で密植栽培が可能。
・従来の中早生系品種よりもナンプ病や尻腐れに強く、秀品率が高い。

栽培の注意

・本種は不抽苔性の安定した中早生種ですが、無理な早蒔き避けて、この作型の栽培地における標準的な播種期及び定植期を厳守して下さい。
・大玉収穫を目標とするには元肥主体とし、早出し収穫の場合は追肥主体の肥培管理とします。
・肥大期に乾燥するとブルームが発生する場合があります。ツヤのある濃緑な玉を収穫するには、肥大期初期に尿素などの窒素施肥が効果的です。
・越冬栽培では風害による欠株が多くなりますので、風害予防の為のネット被覆を推奨します。

栽培チャート

栽培記号の読み方

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